西荻窪で11月3日から、アートイベント「トロールの森」が開催される。
西荻窪の街中と都立善福寺公園(杉並区善福寺3)を主会場として行われる国際野外アート展で16回目。今年は「BORDER」(境界、辺境)をテーマにしたアート作品やパフォーマンスなど38企画を展開する。
公園にはダイナミックな作品やインスタレーションを展示。建築設計が専門分野で、空間デザイン、木工制作、アートワークショップなどを実践する武蔵野大学 水谷俊博研究室の円すい型のオブジェクト、桃井第四小学校4年生が制作した作品など13作品を展示する。期間中の土曜・日曜・祝日は、自作の木製弦楽器「割り箸ピアノ」の奏者でアメリカ出身のSami Eluさんのパフォーマンス、大道芸、朗読、パントマイムなども登場する。
西荻窪エリアでは街中散歩企画のほか、11月4日・5日は「ゆうゆう善福寺館」(善福寺2)で、11日は「桃四コミュニティスクール(桃井第四小学校)」(善福寺3)で不要品を0円で譲渡する「0円均一善福寺商店街」も行われる。
事務局の高城さんは「台風の影響で公園の展示準備は苦労したが、アーティスト、スタッフともども張り切っている。足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
各企画の開催時間やパフォーマーの出演日時はホームページで確認できる。今月23日まで。