荻窪の地域情報誌「オギボン(ogibon)」が5月17日、第10号を発行した。
東京商工会議所杉並支部荻窪ブロックと若手経営者13人が企画編集に携わる「荻窪地域情報発信委員会」が2013年11月に創刊した同誌。B5版フルカラーで全28ページ、発行は年2回で、今回は「人とラーメンの魅力」について紹介する。
10号を迎え同委員会の委員長、矢澤規充さんは「なんとかオギボンも10号まで発行することができた。荻窪地域の皆さまのご協力に感謝している。今後も荻窪の魅力を伝えていきたいと思っているのでご支援いただければ」と話す。
荻窪駅周辺は、戦後の闇市から発展しラーメン店が増えたと言われ、「ラーメンの激戦区」とも呼ばれている。その中の老舗店から話題店まで23店のお薦めラーメンを写真付きで紹介する。10号記念企画には、親戚同士という「春木屋」(杉並区上荻1)の2代目店主今村幸一さんと「春木家本店」(天沼2)の3代目店主古川善啓さんの対談も掲載する。
矢澤さんは「増版して発行した記念号は、この街が誇るラーメン店を1冊まるごとご紹介した濃密な内容となっている。荻窪が大好きな人、全国のラーメン好きの人など、数多くの方に手に取っていただければと」と呼び掛ける。
荻窪近郊のJR中央線駅構内や荻窪の商店などで配布中。