高円寺の秋の文化祭として知られる複合型イベント「高円寺フェス」の参加店募集や出演者の募集が今年も始まった。

ストリートパフォーマンス（2017年）

　同イベントは2007年から開催し、今年で12回目。「高円寺にある、たくさんの店を知ってもらいたい」と高円寺の古着屋の経営者やライブハウス関係者、デザイナーなどが実行委員となり企画運営をする。

　今年も高円寺一帯で駅前プロレスや、手作り作家の出展イベント、ゆるキャライベント、ストリートライブなどを同時開催する。毎年約200店が登録する「参加店」はパンフレットに店舗情報が掲載され、しりとりのスタンプを設置する「しりとりスタンプラリー」の実施店となる。今年は、お笑いや落語、マジック、アコースティックライブなどの「インストアライブ」を行いたいパフォーマーと、イラストレーションや絵画などの展示を希望するアーティストを募集。ライブや展示を希望する店舗に派遣し、各店舗でも様々なイベントが開かれるようにする。そのほか、昨年に続きライブハウスに出演ができる「FREE WHEELING」のパフォーマーも募集している。

　同フェス実行委員長の佐久間ヒロコさんは「今年はこれまで以上に、来場者が店の方を向いて楽しめるイベントづくりに注力したいと思っている。来場者、出演者がお店とつながりを持てるイベントになれば」と期待を込める。

　開催日は10月27日・28日。参加店の申し込みは公式サイトで受け付ける。参加費は5,000円（7月31日までの申し込みは早割で4,000円）。