高円寺に6月20日、「区民酒場 左利き」(杉並区高円寺北2、TEL 03-5356-6799)がオープンした。
日本酒を常時50種そろえ、鮮魚をメインにした「おばんざい」をリーズナブルな価格で提供する同店。店名の「左利き」は「酒飲み」や「酒好き」を意味し、大工などが使う「ノミ」と「飲み」を掛けた言葉で、多くの職人が左手にノミを持っていたことに由来する。席は60席を用意。
オーナーの齋藤友央さんはこれまで銀座などの飲食店に勤めていた。独立を考え、広さがあり、路面店を探したといい、友人も多くいた高円寺に決めた。「銀座のお店で提供していたものを半額で提供している」と話す。
お薦めは「半熟玉子 生うにのせ」(280円)、「冷やし冬瓜(とうがん)含め煮」(380円)などのほか、入荷があれば提供するという、モウカサメの心臓の刺し身や甲殻類の一種という「カメノテ」などの珍味。日本酒の「利き酒し放題(1時間)」(1480円)なども用意する。
齋藤さんは「おいしい日本酒とつまみが区民価格、高円寺価格で楽しめるお店。大勢でも一人でも、気軽に来店いただければ」と呼び掛ける。
営業時間は17時~翌2時(土曜・日曜は14時~)。