居酒屋「焼きとり えにし」(杉並区高円寺南4)が高円寺に移転オープンして間もなく2カ月を迎える。
8月3日に杉並区高井戸から移転オープンした同店は、アジア直輸入衣料雑貨店「元祖仲屋むげん堂」の居酒屋業態で、旧「むげん堂アジア'nママ」を間借り・ヤドカリ営業する形でオープン。鳥取の大山(だいせん)鳥を使った串焼きや東北の日本酒を提供する。20席を用意。
店長の「ますた~」さんは焼き肉や和食がメインの店に勤めた後、2012年11月に独立し同店をオープン。高井戸で約5年9カ月営業し、高円寺に移転した。移転のきっかけについて、「むげん堂のスタッフが高井戸のお店に度々来てくれていた。『高円寺でやらないか』と誘ってもらい決めた」と話す。
焼き鳥は1本190円~提供し、お薦めは1日1~2本ほどしか提供できないという希少部位、「ソリレス(腰肉)」「トウガラシ(スネうち肉)」「あか(うちもも)」(以上、290円)。一品料理に使うタレやドレッシングは化学調味料を一切使わず、全て手作りする。日本酒は酒販店を5軒回り料理に合うものを選ぶという。
ますた~さんは「高円寺のことはまだまだ知らないことも多いけど、むげん堂の兄弟分として頑張っていきたい。串刺しも含め全てワンオペでこだわりの料理を提供しているので、お越しいただければ」と呼び掛ける。
営業時間は18時~24時。月曜・第1月曜・火曜・水曜。