杉並区の観光事業を推進する「なみじゃない、杉並!中央線あるあるプロジェクト」が3月31日、観光フリーマガジン「物語が生まれた場所 高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻窪~本・映画・音楽・老舗・日々のこと~」を発行した。
著述家、甲斐みのりさんが薦める区内のスポットを、本や音楽など「物語」の観点から厳選し、紹介するフリーマガジン。
甲斐さんは上京し初めて住んだ街が阿佐ヶ谷だった。一度は別の場所へ移り住んだが、現在は中央線沿線に戻っているという。同誌の中で、甲斐さんは「杉並は、いわゆる観光地とは異なるけれど、何気ない通りや店や、住みよい普段の暮らしに、輝くような景色が潜む」とコメントする。
同誌では4駅のエリアを、それぞれマップ付きで紹介し、マップのイラストは絵本「うんころもち れっしゃ」の作者えちがわのりゆきさんが担当した。そのほか区内で買えるお土産なども掲載する。
杉並区役所1階パンフレットラック、ルミネ荻窪インフォメーション、文禄堂高円寺店、小杉湯、こけし屋本店、掲載店など、区外エリアを含めた約100店で配布する。