特別講演会「南伊豆 感じて、学んで、つながって。」が3月16日、杉並第四小学校(杉並区高円寺北2)で開かれる。
栗原はるみさんの長男で料理家の栗原心平さんが、杉並区と交流自治体である静岡県南伊豆町の海の幸で、地元の漁師と共に新しいレシピを考案。当日はレシピを実演し、南伊豆の自然の恵みや環境を考える。
第1部「栗原心平 南伊豆クッキング・トークイベント」では、新鮮な海の食材を栗原さんと金目漁師の佐野譲さん、伊勢海老漁師の平山文敏さんが調理する。「『職・漁師』トークセッション」と題した第2部で、南伊豆の「生業」「暮らし」「食」「環境」、これからの都市と地方の関係について、伊豆生まれでフリーマガジン「職・漁師」編集長の大蔵暁雄さんをファシリテーターとして交え、トークを繰り広げる。
すぎなみ地域大学の担当者は「人口減少社会の中で、多様性に富んだ社会を維持していくためには、都市部の人間も、他の地域の恵みを「食」などを通じて享受していることに気づき、地域の課題を身近な課題としてその地域に自分なりに関わっていく必要があると考えます。この「まなび」の場を通じて、杉並区と交流自治体の「南伊豆町」の魅力や課題を身近に感じ、「無理のない自分なりの関わり方」を考えるきっかけになれば幸いです。」
開催時間は13時30分~16時。対象は18歳以上の区内在住・在学・在勤者で、定員は先着30人(子連れでの受講は不可)。申し込みはファクス、郵送、メール、すぎなみ地域大学ホームページで受け付ける。