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「すぎなみ大人塾」オンライン講座 コロナ禍で変化した日常を「当事者」として考える

これまでの「すぎなみ大人塾」講座の様子

これまでの「すぎなみ大人塾」講座の様子

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 「すぎなみ大人塾オンライン講座『それぞれの新しい日常を考えよう』」が11月21日、オンラインで開かれる。

 「すぎなみ大人塾」は、「自分の可能性に気づき、ネットワークを深め、みんなで新しい地域づくりをしていこう」と、区民を対象に開講。「放課後のように自由な発想を育む場」に位置付ける。例年は連続講座だった総合コースを、本年度はオンラインの単発講座で開催する。

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 杉並区立社会教育センターの山田しづかさんは、今回のテーマについて「今私たちの価値観や生活環境は、未知のウイルスによって大きく変化をしている。人が孤立しやすいこの状況をどう受け止めて、どんな展望を持つことができるのかを講座を通じて考えていく」と話す。

 講師には、当事者研究(当事者同士が安心してつながる場をつくりながら、障がいによる生きにくさを社会の仕組みの中から探る研究)を専門とする、東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎さんを招く。熊谷さんは新生児仮死の後遺症から脳性まひとなり車椅子での生活をしている。東大医学部医学科卒業後、小児科などに勤務し、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て現職に就く。

 山田さんは「私たちそれぞれが当事者として困難に向き合っている経験を踏まえて、離れがちになってしまった身近な方との心の距離感の縮め方を、熊谷先生のお話や受講生と共有し、やりとりの中で探り当ててほしい。変化している社会の中で、新しいつながり方を考えるきっかけにもなれば。子育て中や介護中の方など、なかなか人とつながれなかった方にも、ご自宅から気軽にご参加いただき、今を考えるきっかけとなれば」と呼び掛ける。

 開講時間は10時~12時。定員40人、申し込みはサイトからメールで受け付ける。締め切りは15日まで。

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