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スギナミ・ウェブ・ミュージアムで板画家・棟方志功の常設展 版画や油絵、陶芸作品も

棟方志功展示室の内観

棟方志功展示室の内観

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 スギナミ・ウェブ・ミュージアムで「MUNAKATA SHIKO 2021 PROLOGUE」が現在開催されている。

ミュージアムの本館エントランス

 ウェブブラウザで訪れることができる、3DCGの同ミュージアムは昨年10月にオープンし、期間限定の企画展や、杉並区ゆかりのアーティストの常設展などを開催している。今回の展示は、荻窪に住居を構えた板画家で20世紀美術を代表する巨匠の一人、棟方志功(むなかた しこう)の作品を画像と解説で紹介する。

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 開催のきっかけについて、杉並区 文化・交流課の担当者は「2017年から区とNPO法人TFFの協働事業『BATA ART EXHIBITION(バタ・アート・エクシビション)』を真夏のストリートアート展として開催していた。2020年は新型コロナの影響により屋外展示を諦め、オンラインでアートに触れてもらおうと、ウェブミュージアムを開館しBATA ARTを実施した。荻窪にゆかりのある棟方志功の展示を公開し、アートを身近に感じていただくきっかけになれば」と話す。

 展示は「展示室」「杉並区と棟方志功」「棟方志功年譜」「棟方志功に触れる」の4コンテンツで構成される。担当者によると見どころは、「善知鳥(うとう)版画巻」と「瞞着川(だましがわ)板画巻」で、物語と共に紙芝居のように鑑賞できる、ウェブならではの演出を施したもの。そのほか、通常の展覧会では披露されることのない「ホイットマン詩集抜粋の柵」のポップな版画なども。

 「棟方志功といえば暗いトーンの仏画や女性の大首絵を思い浮かべる人が多いはず。実際にはかれんにも見えるパステルトーンの小品集、英語に挑戦したポップな作品群、モノクロでスタイリッシュな作品、油絵、挿絵、書、陶芸などさまざまな作品・作風がある。どんな棟方志功があなたの興味を引くのか、まずは訪れていただければと」呼び掛ける。

 閲覧無料。9月30日まで。

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