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アイロボットがプログラミングロボット「Root」を杉並区へ寄贈 必須化の支援施策で

白石教育長と挽野社長

白石教育長と挽野社長

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 アイロボット合同会社(千代田区)が2月3日、プログラミングロボット「Root」を、杉並区教育委員会に寄付し、区は感謝状を贈呈した。

白石教育長へ使い方を解説する挽野社長

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 同社は、昨年から小学校で必修となったプログラミング教育を本格導入する支援施策として、全国の小学校を対象に同品を無償提供する「みんなでRoot!プロジェクト」を実施している。杉並区へは100台が寄贈された。

 同品はロボット掃除機ルンバをモチーフとしたプログラミングロボットで、専用アプリでのプログラミングにより、走る、光る、描く、音を奏でることが可能。

 贈呈式には社長の挽野元さんが出席し、杉並区教育長の白石高士さんが感謝状を渡した。デモンストレーションでは、挽野さんから白石さんへ使い方を解説。白石さんは「Rootは同じプログラミング内容でもレベル1から3を行き来して学べるので、楽しく学びながら自然と能力を高めていけるのが魅力。間違ったときのエラーが大事なので、子どもたちにはそこから解を導き出してほしい」と感想を述べた。

 白石さんは「Rootは未来のエンジニアを育むすばらしいプログラミングロボット。杉並区の子どもたちにたくさんのワクワクを体験していただきたい」と話した。

 松庵小学校(杉並区松庵2)・桃井第二小学校(荻窪5)・済美小学校(堀ノ内1)中心に、希望する学校で活用される予定。

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