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高円寺の「さわやこおふぃ」が創業88年 親子代々直火式焙煎で

店の外観

店の外観

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 高円寺の「さわやこおふぃ」(杉並区高円寺北3)が4月1日、創業88年を迎えた。

マスコットキャラクターのフクロウが出迎える

 自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆を販売する同店は、1933(昭和8)年、日本橋でコーヒ―豆の卸問屋として開業。1956(昭和31)年に高円寺に移転。1968(昭和43)年に初代が急逝し、まだ20代だった中澤恒夫さんが2代目を引き継いだ。1980年代に、家庭用コーヒー豆が普及したことで小売販売を開始。息子の恒平さんも3代目を継ぎ、焙煎機と向き合う日々を送る。

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 3代目の恒平さんは「仕入れはスペシャリティコーヒーで、その中でも特に気に入った豆や、めずらしい豆、農園にオーダーした豆もある。焙煎は、代々受け継がれているオーダーメイドの直火式焙煎機で行う。とても繊細な焙煎機で、気温や豆の状態を見て火加減の微妙な調整や焼き方を判断してる。それがさわやこおふぃの味を創っているのだと思う」と話す。

 コーヒー豆の種類は常時40種類ほど。看板商品の「今月のブレンド」は、その年・月で異なる豆をベースにし、豆の特徴を出す。「お客様の好みに合うよう、苦味と酸味のバランスを考えて作っている。1番人気のコーヒー」と恒平さん。既に完売しているが、創業記念の限定焙煎ブレンド「RYO 12」は、希少な「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」をベースにブレンドしたもの。「限定焙煎ブレンドは、数カ月に1度、気まぐれで焙煎する、知る人ぞ知る隠れ人気商品。4月と6月の限定焙煎コーヒーは息子たちの誕生月にちなみブレンドし、商品のネーミングも息子たちに由来している」とも。

 2代目の恒夫さんは「創業以来、幾多の難しい時代を乗り越え、代を重ねて3代。88年を迎え感謝の気持ちでいっぱい。これからも一層、おいしさを求めて、味創りを追求しおいしいコーヒーを提供していければ」と話す。

 営業時間は9時30分~19時。日曜定休(祝日不定休)。インターネット販売は、4月11日までポイント3倍還元を実施。

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