「『高円寺純情川柳』大募集」を開催する高円寺純情商店街が、11月1日から作品を募集している。

　同商店街の正式名称は「高円寺銀座商店会協同組合」だが、同商店街を舞台にした、ねじめ正一さんの小説「高円寺純情商店街」（1989年・直木賞受賞）を商店街の通称に採用した。その後は「高円寺純情商店街」という名称が持つイメージが地域資源となっている。今回の川柳募集は、商店街の魅了を全国にPRすることを目的に開く。

　テーマは「高円寺純情商店街」で、未発表の自作の川柳を募集する。商店街事務所や、一部加盟店などで配布されるチラシ兼応募用紙に記入し、商店街事務所と山形県飯豊町アンテナショップIIDE（以上、杉並区高円寺北2）に設置される応募ボックスに投函か、郵送、ホームページでも受け付ける。ツイッターでは、商店街のアカウント「@kouenjij」をフォローしハッシュタグ「#高円純情川柳」を付け投稿すると応募ができる。審査委員にねじめ正一さん、タレントでお笑い芸人の水道橋博士さんを迎え、優秀作品は商店街の街路灯に掲出する。賞品はVISAギフトカードで最優秀賞（1本）=2万円、優秀賞（2本）・審査委員賞（2本）=5,000円、佳作（5本）=3,000円。商店街賞（2本）は5,000円分の商店街ギフトセットを贈呈する。

　担当者は「子どもから大人まで、元気な商店街のイメージが伝わる作品を募集する。高円寺だけでなく全国から参加いただければ」と呼び掛ける。

　締め切りは11月21日まで。12月6日に入賞作品を発表予定。