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阿佐ケ谷駅~高円寺駅の高架下活用プロジェクトが「まちづくりアワード」特別賞

今年3月に開催されたシャッターアートお絵かきイベント

今年3月に開催されたシャッターアートお絵かきイベント

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 「高架下空き倉庫」を活用する取り組みを行う「阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクト(AKP)」が6月14日、国土交通省「第1回まちづくりアワード(実績部門)」で特別賞を受賞した。

「まちづくりアワード」表彰式の様子

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 JR阿佐ケ谷駅から高円寺駅間を「歩きたくなる高架下」になるようと、ジェイアール東日本都市開発の社員が2017(平成29)年から実施しているプロジェクト。当初はAKP主催で映画祭や地域の人から活用例のアイデアを募るイベントを開くなどしていたが、現在は地域にゆかりのある人を中心に会場を貸し出し、イベント協力などで地域のコミュニティーづくりをサポートしている。

 「まちづくりアワード」は、都市における課題解決や地域の価値向上を図る先導的な活動、従来にないアイデアによる魅力的な活動など、街づくりのさまざまな取り組みの中から特に優れたものを表彰するもの。実績部門には39件の応募があり、大臣賞は岐阜県飛騨市。特別賞は7件で、同プロジェクトも受賞した。

 選定理由には、継続的な運営体制が構築されていること、子ども向け・子育て世代向けのイベントや文化系イベントを多く開催していること、公共的な屋外空間の利活用事例として、公益性、継続性があることが評価されたという。

 AKP担当者は「日常的に何か面白いことをやっている場所、やってみたいができる場所、地域の方とつながれる場所になれるようにと場を開いていったことが今回の受賞につながり大変励みになる。今後も目的を確認しながら試行錯誤して少しずつ前に進んでいければ」と話す。

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