阿佐ヶ谷神明宮能楽殿(杉並区阿佐谷北1)で5月11日、「第七回阿佐谷薪能」が開催される。
毎年5月に行われる能と狂言の鑑賞会。地元の有志で結成された「あさがや能・狂言の会」が主催。能・狂言を初めて鑑賞する人や小・中学生にも分かりやすい演目を披露する。
第1部では「杉並区内小学生能体験講座」の受講生が仕舞「猩々(しょうじょう)」「羽衣」「岩船」、第2部では能楽師が狂言「茶壷(ちゃつぼ)」、能「田村」を披露。
実行委員会担当者は「親しみやすく内容が分かりやすい演目を公演する。ともしびがはぜる、幽玄な薪能の世界を楽しんでもらえれば」と呼びかける。
料金は、一般特別席(指定席)=5,000円、一般(自由席)=4,000円、小・中学生=1,000円。チケットは、阿佐谷神明宮社務所、阿佐谷薪能ウェブサイトで取り扱う。
5月1日には、能楽師による「能・狂言とは」の説明や「演目の見どころ」についての解説を行う事前講座、「能を知る」も開く。参加費は1,000円(薪能チケット購入者は無料)。