杉並区役所前で8月28日、「葵新連(あおいしんれん)」による阿波おどりパフォーマンスが行われた。
8月29日から開催する「東京高円寺阿波おどり」に先駆け行われた同企画。高円寺阿波おどりは、1957(昭和32)年に「高円寺ばか踊り」として始まり、今では東京を代表する夏の風物詩となった。約1万人の踊り手がJR高円寺駅の南北の商店街と高南通りを中心とした8つの演舞場でパフォーマンスを繰り広げる。
この日、阿波おどりを披露した「葵新連」は、1967年(昭和42)年結成。高円寺阿波おどりをけん引してきた連の一つで約80人のメンバーが所属している。同企画では約30人の踊り手が息の合った踊りを披露。軽快な鳴り物とともに、ひと足早い祭りの雰囲気を届け大勢の見物客から大きな拍手と歓声が沸き上がった。
東京高円寺阿波おどりは8月29日・30日17時~20時。両日共10時30分~20時で屋台なども出店する。雨天時の開催有無は、当日午前10時までに公式ウェブサイトとフェイスブックで発表する。