荻窪で2月24日、複合施設「ウェルファーム杉並」(杉並区天沼3)の落成式が開かれた。
子ども・子育てプラザ、区民集会所、在宅医療・生活支援センター、福祉事務所や就労支援センターが入る「複合施設棟」と200人規模の「特別養護老人ホーム棟」の2つの建物から成る同施設。荻窪税務署と国家公務員宿舎の跡地を整備し建てられた。
これまで「あんさんぶる荻窪」(荻窪5)にあった福祉事務所や消費者センターは同施設に移転する。新たに「在宅医療・生活支援センター」、子育ての相談や乳幼児親子が集える「子ども・子育てプラザ」、文化や趣味の活動などに利用できる「区民集会所」などを設置し、多世代が利用できる地域に開かれた施設にする。
落成式には、関係機関や地域住民、施工事業者など約200人が列席。田中良区長は「ウェルファーム杉並を中心に、関係機関が連携し、区民の皆さまの福祉や暮らしに関するさまざまな課題の解決に取り組んでいく」と話した。
「複合施設棟」は、3月26日から順次開設し、「特別養護老人ホーム棟」は2021年開設予定。