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阿佐ヶ谷のネパール人学校、母国への募金を呼び掛け

「ネパール大地震」の支援を呼び掛ける児童たち

「ネパール大地震」の支援を呼び掛ける児童たち

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 阿佐ケ谷駅南口広場で5月1日、「ネパール大地震」の支援を呼び掛ける募金活動が行われた。

募金に協力する様子

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 活動は、ネパール国外では唯一のネパール人学校の「エベレスト インターナショナルスクール」(阿佐谷南3)に通う小学3年生~5年生の児童17人と職員や近隣住民など30人ほどで行われた。

 4月25日ネパールで発生したM7.8の大地震では、ネパールの人口の約3割に当たる800万人が被災し、現地では多くの死傷者が出ているほか、食糧や飲料水、テント、医療用品の不足が深刻な状況であることが伝えられている。

 およそ1時間の募金活動では、多くの人が足を止め募金に協力し、お悔やみや励ましの声を掛けていた。4月30日には、高円寺駅と荻窪駅でも同様の活動を行い57万円余りの募金を得たという。

 同校のプラディプタパ校長は「日本の皆さまの温かい気持ちに感謝している」と話す。

 杉並区では、ネパールへ100万円の見舞金を届けることを決定し、今後も区役所や7カ所の区民センターに募金箱を設置し支援を求めていくという。

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