杉並区民を対象に10月1日から、区の交流自治体である静岡県南伊豆町の伊勢エビのセットが区民特別パッケージとして販売される。

　「杉並区まち・ひと・しごと創生総合戦略（案）」の区による地方創生の一環で、南伊豆町の特産品である伊勢エビを手頃な価格で多くの区民に食べてもらおうと企画された。

　南伊豆町の伊勢エビは、静岡一の水揚げを誇り、黒潮の漁場で育つため身が引き締まり甘みが強いのが特徴。

　販売されるパッケージは、生伊勢エビ（1尾・200グラム）、伊勢エビの干物（1尾・180～200グラム）、カット伊勢エビ（1袋・250グラム）が入り、5,000円。伊豆漁業協同組合南伊豆支所（TEL 0558-62-2804、営業時間は9時～16時）に電話か専用チラシの申し込み欄を記入し、ファクスすることで購入できる。

　28日には区役所1階のコミュかるショップで南伊豆町観光物産展が開かれ、伊勢エビのほかに、アジや金目ダイなどの干物、ワカメやヒジキが販売され、先着200人に試食提供された伊勢エビのみそ汁には、来場者から「おいしい」との声が上がっていた。

　販売は11月１日まで。