ヴァル研究所(杉並区高円寺北2)は6月5日、2014(平成26)年・2015(平成27)年にエイプリルフール企画として公開した「RootePG(ルウトピージー)」を再公開した。同サービスは同社の乗り換え案内サイト「駅すぱあと for web(旧:Roote(ルウト)」で公開された「経路検索」をベースにした擬似RPG。
同サービスはスマートフォン向けのウェブサイト。経路検索を行い、検索結果の駅名の隣に表示される「街」や「ダンジョン」などのアイコンをタップすることで、その駅にまつわるエピソード「駅ネタ」やダンジョンイベントなどが発生する。家庭用コンピューターゲーム機の有名タイトルを彷彿(ほうふつ)とさせるドット絵のビジュアルでユーザーごとのアバターが用意されており、駅ネタやダンジョンイベントを見ることでアバター用の「アイテム」を入手できる。駅ネタやダンジョンイベント、アイテムなどは2015年当時のままとなっている。
ヴァル研究所広報担当の福井さんは「新型コロナウイルスの影響下でイベント中止や外出自粛とつらい状況が続く中、それでも懸命に日々を戦う皆さまがゲームの中だけでも自由に移動を楽しんでいただき、明るい気持ちになれるよう、歴代のエイプリルフール企画で最も好評だった『RootePG』を2週間ほど、期間限定で再公開する。今後も移動を支える一企業として、社会の課題解決や明るい未来への貢献に全力で取り組みたい」と話す。