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高円寺のタウンマガジン「SHOW-OFF」が20周年、カブキロックス氏神一番さん表紙で発行

SHOW-OFF80号の表紙

SHOW-OFF80号の表紙

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 高円寺のタウンマガジン「SHOW-OFF・80号」が12月15日発行され、創刊から20周年を迎えた。

創刊当初のSHOW-OFF

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 2000(平成12)年12月創刊の同誌は、年4回発行するフリーマガジン。「捨てられない雑誌・廃らない雑誌」をキャッチコピーに、高円寺に縁のある有名人を表紙に迎え高円寺のサブカルチャーや店舗情報、イベント情報を発信し続けている。

 「20周年記念特別号」と題した同誌で、表紙・巻頭インタビューを飾ったのは「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」(通称「イカ天」)で一世風靡(ふうび)した「カブキロックス」のボーカリスト、氏神一番さん。1990(平成2)年に「お江戸~O・EDO~」でメジャーデビューしてから今年で30周年、ソロ活動は20周年。高円寺には20~30代の頃に住んでいたといい、同誌のファンで本人念願の巻頭インタビューとなった。

 そのほかの特集は、これまで発行した80冊を振り返るページや今年20周年を迎えた「コクテイル書房」のインタビュー、2000年にリリースされたアルバム特集、高円寺働く20歳、5人のインタビューなど、20周年にちなんだ企画となっている。

 編集長は「『捨てられない雑誌』を目指し続けて20年。誰も想像していなかった20年後のSHOW-OFF。高円寺はそれなり変化していて、銭湯が減り、パンクスのお兄ちゃんがいなくなって、古着屋も小ぎれいになった。商店街や住人も変化しているのに、今でもSHOW-OFFは発行を続けているというか、この街の懐の深さが続けさせてくれている。ライターもデザイナーもカメラマンもボランティアで、これまで表紙に登場してくれた全ての方がノーギャラ。皆さんに心から感謝している。これからもきっと変わらないSHOW-OFFを続けていければ」と話す。

 高円寺フェス参加店を中心とした店頭など180店以上で無料配布するほか、遠方在住者への発送も行う。問い合わせは編集部(高円寺南4、TEL 03-3313-5589)まで。

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