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高円寺のびっくり連、タヒチアンダンスとコラボ

会場を盛り上げる、びっくり連とタヒチアンダンサー

会場を盛り上げる、びっくり連とタヒチアンダンサー

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 「東京高円寺阿波おどり」などの祭りに参加する阿波おどり集団「びっくり連」が3月29日、さいたま市で開かれた「カヘアナニクミフラスタジオ 発表会 2015」にゲスト出演した。

笑顔でポーズを決める、びっくり連とタヒチアンダンサー

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 びっくり連がフラ・タヒチアンダンスの舞台に立つのは今回で3度目。同イベントではびっくり連がうちわやちょうちんを使ったパフォーマンスを披露した後、タヒチアンダンサーが登場。軽快で情熱的なタヒチアンミュージック「Hinano(ヒナノ)」に合わせ、阿波おどりとタヒチアンダンスのコラボ舞踊を披露し、会場を盛り上げた。

 コラボのきっかけは、ハワイ伝統舞踊研究家カトーエミイさんが「東京高円寺阿波おどり」でびっくり連の踊りを見たのが始まりという。

 エミイさんは「フラやタヒチアンダンスは大自然や神々、祖先への畏怖(いふ)や尊敬を舞踊するもの。お祭りの起源もフラやタヒチアンダンスに共通しているものがある。びっくり連を見たとき、パワーを感じ一緒に舞踊したいと思った」と話す。

 びっくり連は約80人が所属し、ダイナミックな踊りや鳴り物が特徴の男踊り連。踊り手の稲垣隆宏さんは「昔は観客も飛び入り参加で踊れる連だった。たくさんの人が参加し楽しんでくれた反面、酒に酔った人などがトラブルを起こすことも多々あった。今こうして、一般の男踊り連として注目をしてもらえ、阿波おどり以外にも活動する機会をいただけることは非常にうれしいこと」と話す。

 今後は各地の阿波おどりイベントをはじめ、声が掛かればさまざまなイベントにも積極的に参加していくという。稲垣さんは「コラボはとても楽しく笑顔で踊ることができる。自分たちの楽しい気持ちが少しでもお客さんに伝われば」と笑顔を見せる。

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