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東京高円寺阿波おどり60年記念イベント 歴史の振り返りや演舞披露も

連協会所属連による演舞披露

連協会所属連による演舞披露

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 座・高円寺2で6月23日、「東京高円寺阿波おどり」の60年記念イベント「語る 高円寺阿波おどり!」が開催された。主催は東京高円寺阿波おどり振興協会。

高円寺阿波おどり連協会によるトークの様子

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 高円寺の商店街や町会、杉並区や東京の関係者、連関係、各地の阿波おどりの主催者などを招き開催された同トークイベント。

 第1部では同協会からパネラーが登壇し、東京高円寺阿波おどりの始まりや広がり、組織の変遷について話した。パル商店街理事長の西川芳充さんは「阿佐ヶ谷で七夕祭りが始まってとてもにぎわっていたので、高円寺も何かしなければと思い、顔を白塗りにして左右の手を前に突き出して踊り歩く『ばか踊り」』を始めた。その後、木場の連に阿波おどりを教わり、徳島へ行って習った」と振り返る。

 第2部は各連が集まり形成される「高円寺阿波おどり連協会」の面々が、その成り立ちや海外公演の様子などを説明。ひょっとこ連の喜入隆さんは「世界陸上の閉会式や紅白歌合戦で北島三郎さんの『まつり』のバックで踊った。念入りなリハーサル、2メートル前で歌う北島さんの迫力に圧倒された。貴重な経験だった」と話す。吹鼓連の福村沙織さんは、MLBの開会式や椎名林檎さんのコンサートでの演舞、これまで7回出演した「ふるさと祭り東京(東京ドーム)」について、総勢250人が出演する際の練習の苦労や達成感、合同出演の質の向上について語った。

 最後は連協会所属連が華麗な演舞で観客を楽しませた。

 当日の様子はJ:COMチャンネルで放送される。放送日時は、第1部=8月毎週木曜19時~20時、第2部=8月毎週金曜19時~20時。

 第60回東京高円寺阿波おどりは8月27日、28日に開催される。

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