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杉並公会堂で避難訓練コンサート 演奏中突然訓練スタート、ゆるキャラ登場も

身の安全を守る参加者

身の安全を守る参加者

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 杉並公会堂(上荻1)で11月10日、「避難訓練コンサート」が開催された。

東京都消防庁音楽隊の演奏に合わせて踊る、ゆるキャラキュータ

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 東京都消防庁音楽隊のコンサート中に地震、災害が発生した想定で避難訓練を実施する同イベント。同施設が「実動を伴う自衛消防訓練を実施し、防火防災体制をさらに強化したい」と荻窪消防署に申し出たことで実施に至った。

 コンサート中どのタイミングで地震が起きるかわからない中、参加した約300人。演奏開始2曲目に緊急地震速報が館内に響き渡り、参加者はスタッフの指示に従い、頭を低くし、ハンカチで口元を覆うなど身の安全を図っていた。その後外へ避難し、消防士や地元消防団によるはしご車を使った救助や火元に放水する消防演習を見学。雨が強く降っていたが参加者は興味深そうに眺めていた。

 避難訓練、消防演習見学後はホールに戻り同音楽隊による演奏を再開。「ドレミの歌」では東京消防庁のマスコットキャラクターキュータも登場。手拍子を誘うなどし、会場を盛り上げた。そのほか、NHK連続テレビ小説「まれ」オープングテーマ曲「希空~まれぞら~」や美空ひばりメドレーなど演奏は約40分間にわたり、参加者は大きな拍手を送っていた。

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