高円寺ご当地キャラの誕生やフードイベントの開催など、数多くのニュースを取り上げてきた高円寺経済新聞2015年年間PV（ページビュー）ランキング1位は、「阿佐ヶ谷で『おかえりごはん第2弾』 阿佐ヶ谷姉妹も参加」だった。

　ランキングは、今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。阿佐ヶ谷で現在も開催されているイベント「おかえりごはん」を阿佐ヶ谷姉妹がリポートした記事をはじめ、2位には高円寺フェス内のカレーイベントの記事が入った。

　上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 阿佐ヶ谷で「おかえりごはん第2弾」 阿佐ヶ谷姉妹も参加（11/15）

2. 高円寺でカレーイベント 杉並区の名店やご当地カレー集う（10/6）

3. 高円寺の迷い猫見つかる－張り紙、ツイッターで捜索の輪（2/7）

4. 高円寺にメタルめし 「三度の飯よりメタル好き」の男性が開業（5/29）

5. 「ブックセンター荻窪」閉店－35年の歴史に幕（1/14）

6. 高円寺のたこ焼き店が「開店延期しすぎ」で話題に－「意識高い」と評価の声も（3/9）

7. 高円寺のホルモン焼き肉専門店が2周年 看板メニューが2円に（4/10）

8. 高円寺にサッカーゲーム「WCCF」カフェバー、ゲームセンター以外では全国初（1/26）

9. 高円寺にシルバーアクセのセレクトショップ－品質の高いものだけをそろえる（1/9）

10. 高円寺の「生ゆるキャラ りんご飴マン」が弘前市に移住－次は弘前市をPR（3/19）

　3位は高円寺のレコードショップ「ヨーロピアンパパ」の看板猫「ウエンディ」が迷子になり、貼り紙やツイッターによる情報の拡散で発見に至った記事。20年間看板猫として愛されてきたが11月に永眠し、同店店主はツイッターでは「20年もの長い間みんなに愛されて本当に幸せでした。最後の最後で大冒険もしちゃったしね。いつかまたどっかで会おうにゃあ！」（原文ママ）と報告。そのほか、上位にランクインしたのは、飲食店が数多く並ぶ杉並区らしく、食に関連した記事だった。

　13位には高円寺のライブハウス周遊型のロックフェス「BOYS ON DREAM」開催、20位には杉並区と産業団体、NPO法人等で形成された「中央線あるあるPROJECT」が区内への外国人観光客誘致のために高円寺の飲食店200店舗の英語メニューを作成した記事がランクインし、東京オリンピック開催に向けて観光客を誘致する取り組みも注目される。

　2016年も地域に密着型の「街の記録係」として杉並圏の動向に注目していきたい。