高円寺で4月29日・30日、「第9回 高円寺びっくり大道芸」が開催される。

「Les Dudes（レ デュデュス）」 撮影:Dragos Dimitru

　同イベントは高円寺四大祭りの一つで、今年で9回目。「喧噪（けんそう）」をテーマに、高円寺の南北11商店街、座・高円寺、JR高円寺南口駅前広場、JR高円寺北口駅前広場、高円寺北公園、高円寺中央公園など28会場を舞台に、国内外で活躍する48組が、アクロバット、ジャグリング、マジック、パントマイム、舞踏など多彩な技を披露する。

　今年は初の試みとして、高円寺駅南側の大通り「高南通り」を交通規制し、パフォーマンスが行われる。同ストリートには、華麗な曲乗り自転車やジャグリングで、26カ国でパフォーマンスしてきたというカナダ人とスイス人の2人組「Les Dudes（レ デュデュス）」や世界大会で数々の入賞歴を誇り、シルクドソレイユのオーディションにも合格した兄弟ジャグラー「桔梗ブラザーズ」らが出演する。

　そのほか、南口駅前広場では美容室「ABTO（エービート)」「balance（バランス）」などが出展し、フェスティバルならではの「ヘアーペイント＆アレンジメント」（500円）を行う。高円寺北公園では、ホスピタリティツーリズム専門学校テーマパーク学科の学生らと一緒にバールンアートを作る体験も用意する。

　実行委員長の由井営太郎さんは「国内外から選（え）りすぐりのパフォーマーが高円寺に集結する。ショーの合間には、おいしいものや珍しいものがたくさん並ぶ、高円寺の商店街歩きも満喫できるはず。杉並警察署による交通安全イベントや自転車マナーも体験していただければ」と呼び掛ける。10周年に向けた取り組みには「今年はプロジャグラー御用達のジャグリング道具専門店『ナランハ』が出展し、ジャグリング体験コーナーも用意する。現在ジャグリングサークルの立ち上げも準備中（仮称：高円寺ジャグリングクラブ）なので、将来はパフォーマーが高円寺から生まれたらいいなと思っている」と話す。

　開催時間は12時～18時。