
2026年11月8日(日)、清澄庭園・大正記念館で開催する「第5回インバウンドビジネス交流会」
株式会社桜和(東京都渋谷区、代表:菊池和子)は、2026年11月8日(日)、東京都江東区の清澄庭園にて「第5回インバウンドビジネス交流会」を開催します。
本イベントは、旅行会社・旅行代理店、DMC、体験コンテンツ事業者、宿泊・民泊事業者、飲食業、観光ガイド、自治体・DMO、地域振興、不動産、海外マーケティングなど、インバウンドに関わる幅広い事業者や、これから参入を目指す方を対象とした学びと交流の場です。
今回は、海外富裕層向けの高付加価値な日本文化体験と、訪日需要が拡大する韓国・台湾市場をテーマに、観光・文化・ビジネスの新たな可能性を探ります。

第5回インバウンドビジネス交流会 登壇者・案内人
【特別企画|13:30〜15:00】
「日本庭園を通じて生まれる共感とつながり― 庭師・梅野星歩氏と考える、海外富裕層向け高付加価値文化体験 ―」
京都を拠点に国内外で活動する庭師・梅野星歩氏の案内で清澄庭園を巡り、専門家の視点から日本庭園の美意識や文化的価値に触れます。
特に、海外富裕層向けの旅行会社・旅行代理店、DMC、体験コンテンツ事業者などに向けて、高付加価値な旅行商品や文化体験の企画・開発につながるヒントを探ります。
【本編|16:00〜20:00】
「韓国・台湾から考える、これからのインバウンド」
韓国異文化研究家・直井善郎氏、千葉大学教授・松井聰氏を迎え、ASIA-NET代表・吉村章氏の進行のもと、韓国・台湾の文化や価値観への理解を深めます。
訪日客との継続的な関係づくりや、旅行・宿泊・飲食・観光など業種を越えた事業連携の可能性について、講演・クロストーク・参加者交流を通じて考えます。
【参加方法】
両企画に参加できる「ワンデイパス」、特別企画のみ、本編のみの3種類をご用意しています。
ワンデイパスと本編には、リピート割・ペア割も設けています。
開催背景1.|日本の歴史・伝統文化への関心と、高付加価値観光の可能性
訪日外国人旅行者の間では、日本の歴史や伝統文化、自然を体験することへの関心が見られます。
観光庁「インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書」によると、訪日外国人旅行者が今回の日本滞在中に体験したこととして、「自然・景勝地観光」は68.0%、「美術館・博物館等」は36.0%、「日本の歴史・伝統文化体験」は32.7%でした。[1]
また、次回の訪日旅行で体験したいこととして、「自然・景勝地観光」は52.0%、「日本の歴史・伝統文化体験」は29.3%となっており、日本の自然や文化への継続的な関心がうかがえます。
同報告書によると、2025年の訪日外国人旅行消費額は過去最高の9兆4,549億円に達し、観光市場の経済規模も拡大しています。
さらに、日本政策投資銀行(DBJ)と日本交通公社(JTBF)の「アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 2025年度版」では、欧米豪の旅行者は歴史・伝統文化や自然体験への関心が高い傾向にあることが示されています。[2]
特に、高付加価値旅行者層は「自己実現」や「本物体験」を重視し、体験の質と地域への貢献を両立する旅行を志向することが報告されています。
こうした関心を、観光事業者はどのように新たな価値へとつなげられるのでしょうか。
日本庭園、伝統工芸、食文化、地域の暮らしなど、日本各地に存在する文化資源は、職人や専門家の知識・技術、その背景にある物語を組み合わせることで、より深く日本文化を理解できる特別な体験へと発展する可能性があります。
今回の特別企画では、日本庭園を題材に、庭師という専門家の視点を通じて生まれる文化的な気づきや共感を体験し、海外富裕層に向けた高付加価値な旅行商品・文化体験づくりの可能性を探ります。
開催背景2.|拡大する韓国・台湾市場、訪日需要を継続的な交流とビジネスへ
日本のインバウンド市場は、訪日客数の増加とともに旅行消費額も拡大しています。
観光庁の「インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書」によると、2025年の訪日外国人旅行消費額は過去最高の9兆4,549億円に達しました。
国・地域別では、台湾が1兆2,033億円で第2位、韓国が9,906億円で第4位となり、両市場を合わせた旅行消費額は約2兆1,939億円に上ります。
さらに、日本政府観光局(JNTO)によると、2026年1〜8月の訪日外客数は、韓国が742万300人(前年同期比21.2%増)、台湾が540万2,000人(同19.8%増)。両市場を合わせると約1,282万人となり、訪日需要の拡大が続いています。
こうした市場の成長を、一度の旅行による消費だけで終わらせず、再訪や継続的な交流、新たな事業機会へとつなげていくことが、今後のインバウンドビジネスにおける重要な視点の一つと考えられます。
また、両市場とも2026年8月の訪日外客数は、8月として過去最高を記録しました。[3]
訪日需要の拡大とともに注目されるのが、日本への関心や親しみの高さです。
東アジア研究院(EAI)と国際文化会館が共同実施した2026年の日韓国民相互認識調査では、日本に良い印象を持つ韓国の回答者は54.3%。2020年の12.3%から42.0ポイント上昇しています。[4]
台湾でも、日本への親しみは高い水準にあります。日本台湾交流協会の「2024年度台湾における対日世論調査」では、台湾以外で「最も好きな国・地域」として日本を挙げた回答者が過去最高の76%となり、「日本に親しみを感じる」と回答した割合は81%でした。[5]
食、音楽、映画、アニメなどをきっかけに日本を訪れ、地域の暮らしや文化、人との出会いを通じて日本への理解を深める。その体験を継続的な関係へと育てていくためには、訪日客を迎える側にも、相手の文化や価値観を理解する視点が求められます。
さらに、旅行会社と地域事業者、宿泊施設と体験コンテンツ提供者、飲食業と観光事業者など、業種を越えた連携も、新しい旅行体験やサービスを生み出すきっかけになります。
今回の交流会では、韓国・台湾とのビジネスや教育交流に長年携わってきた専門家を迎え、文化や価値観への理解を深めながら、訪日市場の可能性を観光・地域・ビジネスの視点から考えます。
― 庭師・梅野星歩氏と考える、海外富裕層向け高付加価値文化体験 ―
本企画では、庭園鑑賞にとどまらず、専門家の解説によって文化体験の価値がどのように深まるのかを、実際に体感します。
京都を拠点に国内外で活動する庭師・梅野星歩氏を案内人に迎え、清澄庭園を巡る特別企画を開催します。
海外富裕層向けの旅行商品では、名所を訪れるだけでなく、その土地の文化や歴史を深く知り、専門家から直接話を聞くような体験も、旅を特別なものにする要素となります。
今回の特別企画は、そうした体験をどのように企画し、海外のお客様へ魅力的に伝えていくかを考える機会でもあります。
今回は、庭師ならではの視点で日本庭園に息づく美意識や文化的価値を読み解きながら、海外のお客様に日本文化の魅力をどのように伝え、心に残る体験へとつなげていくかを考えます。
特に、海外富裕層向けの旅行会社・旅行代理店、DMC、体験コンテンツ事業者にとって、専門家との交流を活かした高付加価値な旅行商品づくりのヒントとなる機会を目指します。
本編では、韓国・台湾の文化や価値観、ビジネスや人的交流の実践を通じ、訪日客との関係づくりや新たな事業連携の可能性について考えます。
1.韓国セッション|似ているようで異なる、日韓の文化と価値観
韓国異文化研究家・直井善郎氏を迎え、ASIA-NET代表・吉村章氏の進行のもと、韓国から見た日本や、日韓の文化・コミュニケーションの違いについて掘り下げます。
直井氏は、サムスン電子や大韓貿易投資振興公社(KOTRA)での長年の実務経験を通じ、日本と韓国の企業文化や商習慣の違いに向き合ってきました。
セッションでは、韓国の人々が日本をどのように捉えているのか、文化や価値観の違いから生じやすいすれ違い、信頼関係を築くために大切なことなどを、実体験を交えて紹介します。
旅行商品の企画、宿泊施設での接客、飲食店でのおもてなし、海外企業との連携など、インバウンドに関わる幅広い事業に生かせる異文化理解の視点を共有します。
2.台湾セッション|一度の訪問から、継続的な交流へ
千葉大学教授・松井聰氏が、約30年にわたる台湾との関わりや、現在取り組む日台双方向交流の実践を紹介します。
松井氏は、台湾・高雄日本人学校での勤務を原点に、教育や文化を通じて地域と地域、人と人をつなぐ活動を継続してきました。
現在は千葉大学で、台湾・嘉義などとの双方向交流プログラムを展開しています。
一度きりの訪問で終わらない交流とは何か。人と人との出会いから生まれる相互理解や信頼関係を、どのように継続し、次の世代へつないでいくのか。
教育交流の実践を通じて、訪日観光や地域交流、企業間連携にも通じる関係づくりのヒントを探ります。
3.クロストーク|文化・観光・ビジネスをつなぐ新たな可能性
台湾・アジアビジネスの実務に長年携わる吉村章氏がファシリテーターを務め、松井聰氏とともに、文化・教育交流とビジネスの接点を掘り下げます。
人と人との交流を、一度きりの出会いで終わらせず、地域間交流や観光、企業連携へとどのようにつなげていくか。
教育・文化の視点と、アジアビジネスの実務経験を掛け合わせ、継続的な関係づくりと新たな事業機会について考えます。
4.業種を越えたビジネス交流
講演・クロストークの後には、参加者同士が直接交流できる時間を設けます。
旅行会社・旅行代理店、体験コンテンツ提供者、宿泊・民泊事業者、飲食業、観光ガイド、地域づくり、海外マーケティングなど、多様な分野の参加者が、それぞれの取り組みや課題、アイデアを共有します。
宿泊と体験、飲食と観光、地域と旅行会社など、業種を越えた出会いを通じ、新たな共同企画や事業連携につながる機会の創出を目指します。
特別企画と本編の両方に参加できる「ワンデイパス」のほか、いずれか一方のみの参加も可能です。

※料金はすべて1名あたりです。
※本編はワンドリンク付きです。
※特別企画の参加費には清澄庭園の入園料が含まれます。本編のみの参加者は、大正記念館への来場にあたり庭園入園料はかかりません。
※ワンデイパスは、両企画を別々に申し込む場合より1,000円お得です。
※リピート割は、過去のインバウンドビジネス交流会に参加された方が対象です。
※ペア割は2名でのお申し込みが対象です。それぞれお申し込みのうえ、申込フォームにお相手のお名前をご記入ください。
※リピート割とペア割の併用はできません。
【特別企画】日本庭園を通じて生まれる共感とつながり
―庭師・梅野星歩氏と歩く、海外富裕層向け高付加価値文化体験 ―

梅野 星歩 氏(うめの・せいほ)
庭師/株式会社梅鉢園 代表取締役社長
1972年、京都府長岡京市生まれ。南九州大学園芸学部造園学科を卒業後、京都の造園会社で修業を積み、独立。株式会社梅鉢園を設立し、京都を中心に国内外で庭造りに取り組む。
1級造園技能士、2級造園施工管理技士。著書に『京都庭師のフィロソフィー』。
庭園を、自然と人の暮らし、記憶や想いをつなぐ空間として捉え、日本庭園に受け継がれる技術や文化の継承に取り組む。
2019年にはニューヨーク、2026年には在ボストン日本国総領事館で講演を行うなど、海外でも日本庭園の魅力を発信している。
今回の特別企画では、庭師ならではの視点から日本庭園の美意識や文化的価値を伝え、高付加価値な文化体験の可能性を探る。
参考:
https://umebachien.jp
【本編】 韓国・台湾から考える、これからのインバウンド

韓国セッション
直井 善郎 氏
韓国異文化研究家/元KOTRA東京IT支援センター
1993年より韓国・延世大学語学堂に留学。修了後はサムスン電子に入社し、日韓のゲーム関連事業に従事。
2001年から2026年6月まで大韓貿易投資振興公社(KOTRA)東京IT支援センターに在職し、韓国企業の日本市場進出や日本企業の韓国進出を支援してきた。
日韓双方のビジネス現場で培った経験をもとに、両国の商習慣や企業文化、コミュニケーションの違いについて実践的な知見を持つ。
今回の交流会では、韓国から見た日本や、異文化理解を通じた信頼関係の築き方、今後の日韓交流とインバウンドビジネスの可能性について語る。

台湾セッション
松井 聰 氏(まつい・さとし)
千葉大学 教授
国際教育・教育実践を専門とし、長年にわたり日本と台湾の教育・文化・人的交流に携わる。
1998年度から3年間、台湾・高雄日本人学校に勤務。帰国後の2002年には、現地での経験をまとめた著書『フォルモサの祈り―台湾・高雄日本人学校の贈り物』を出版。
現在は千葉大学において、台湾・嘉義などとの日台双方向交流プログラムを展開。学生・教育関係者・地域住民が直接交流し、関係を継続していく取り組みを実践している。
2024年には台湾教育部主催の国際シンポジウムで基調提案を行うなど、台湾との交流を継続。
今回の交流会では、教育・文化を起点とした人的交流の実践を通じ、一度の訪問で終わらない関係づくりの重要性について紹介する。

クロストーク・ファシリテーター
吉村 章 氏(よしむら・あきら)
ASIA-NET 代表/株式会社クロスコスモス 代表取締役/Taipei Computer Association(TCA)東京事務所 駐日代表
1961年生まれ。1987年から台湾で日本語教育やビジネス講座に携わり、1996年にTaipei Computer Association(TCA)東京事務所の駐日代表に就任。
以降、台湾企業の日本市場開拓や日本企業の中華圏進出、海外パートナー開拓、ビジネスマッチングなど、アジアビジネスを幅広く支援。
企業向けの異文化理解研修や海外赴任者研修にも長年携わり、文化や価値観の違いを踏まえた関係構築・事業展開について情報発信を続けている。
近年は観光・インバウンドや地域振興にも活動領域を広げている。
今回の交流会では韓国セッションのファシリテーターを務めるほか、台湾セッション後のクロストークにも登壇。異文化理解とビジネスの実務を結びつける視点を提供する。
参考:
https://asia-n.biz

※プログラムは予定であり、変更となる場合があります。

会場となる清澄庭園の大正記念館
名称: 第5回インバウンドビジネス交流会
開催日: 2026年11月8日(日)
特別企画: 13:30〜15:00
「日本庭園を通じて生まれる共感とつながり」
本編: 16:00〜20:00(受付開始15:30)
「韓国・台湾から考える、これからのインバウンド」
会場: 清澄庭園 大正記念館(東京都江東区)
※特別企画は清澄庭園内を巡ります。
定員: 50名
対象: 旅行会社・旅行代理店、DMC、体験コンテンツ事業者、宿泊・民泊事業者、飲食業、観光ガイド、自治体・DMO、地域振興、不動産、海外マーケティングなど、インバウンドに関わる事業者・実務担当者、これから取り組みたい方
参加区分: ワンデイパス/特別企画のみ/本編のみ
参加費: 一般4,000円〜8,000円(参加区分による。各種割引あり)
主催: 株式会社桜和
申込:https://inbound20261108.peatix.com
「インバウンドビジネス交流会」は、株式会社桜和が主催する、インバウンドに関わる事業者や実務家のための学びと交流の場です。
各回のテーマに応じた専門家を招き、海外のお客様への理解や事業づくりのヒントを共有するとともに、業種や立場を越えたネットワークづくりを進めています。
第5回となる今回は、日本文化の高付加価値化と韓国・台湾市場をテーマに、文化体験、異文化理解、ビジネス交流を組み合わせたプログラムを展開します。
参加者それぞれの専門性や強みを生かし、新たな事業連携や共同企画につながる機会の創出を目指しています。
主催者概要
会社名: 株式会社桜和
代表者: 代表取締役 菊池和子
所在地: 東京都渋谷区
事業内容: インバウンドマーケティング支援、海外SNS運用、不動産プロモーション、イベント企画・運営
本件に関するお問い合わせ・取材窓口
株式会社桜和
公式サイト: https://sakurawa.com/
データ出典
[1]観光庁「インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書」(3ページ・24ページ)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/002020010.pdf
[2]DBJ・JTBF「アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 2025年度版」
https://www.jtb.or.jp/research/asiaeuro-survey-2025/
[3]日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2026年8月推計値)」2026年9月16日
https://www.jnto.go.jp/news/_files/20260916_1615.pdf
[4]東アジア研究院(EAI)「日韓関係改善に対する日韓国民の視差:『相手国イメージ』を中心に 第13回日韓国民相互認識調査結果分析」
https://global.eai.or.kr/ja/reports/13603
[5]日本台湾交流協会「2024年度台湾における対日世論調査」概要版
https://www.koryu.or.jp/Portals/0/taipei/2025/0415/2024_seron_kani_JP.pdf
※訪日外客数には観光以外の目的による入国者も含まれます。2026年の数値は推計値・暫定値です。構成比はJNTO公表値から算出しています。
※韓国・台湾の世論調査は調査時期や質問内容が異なるため、回答割合を直接比較するものではありません。