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杉並区方南町で交流イベント「日曜まつり」 毎月開催で「地域創生のモデルに」

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 杉並区方南銀座商店街で5月27日、「方南町日曜まつり」が開かれる。

イベントには多くの子どもが集まる

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 地域と商店街が触れ合いや交流の場を作り、地域活性につなげる同まつり。これまでも同商店街は、エレベーターの無かった方南町駅で改札までベビーカーを降ろすボランティアをする「ベビーカーおろすんジャー」が子どもの仕事体験イベント「おろすんまつり」を毎月開催するなど、子どもを主役にしたユニークな体験型イベントでにぎわいを創出している。

 開催のきっかけについて同商店街の町おこし隊、矢口泰之さんは「新しいマンションが続々と建設され、人口が増え続ける方南町だが、日曜休業の店が多く、ほかのエリアに買い物に行ってしまう人が多いのが現状。新しく方南町に来た人に地元で買い物をしてもらいたい、自分たちの町を盛り上げる場につなげてほしいという思いから、毎月どこかの日曜に開催することに決めた」と話す。

 同イベントは商店街の加盟店だけでなく、そのほかの団体や企業の27ブースが並ぶ。飲食は「工房ラルゴ」(上荻4)の豆腐スイーツ、キッチンカー「Awesome Coffee Beans」のシンガポールのローカルフード「ラクサ」など13ブース。そのほか「たきざわ整骨院」(方南2)のブースでは無料整体体験を行い、「東京メトロ」のブースではゆるキャラも登場する。

 同日は蚕糸の森公園から方南銀座商店街のコースを歩くウオーキングチャリティーイベント「杉並チャリティー・ウォーク2018」と「おろすんまつり」も開かれ、約2000人の来場を見込む。

 矢口さんは「これからの日本における地方創生・地域活性化のモデルケースとなり得るイベントになるはず。家族で来場いただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~16時。

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