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高円寺の商店街を舞台にした短編小説が最終巻-現実と創作つながる

「高円寺エトアール物語 第3巻『天狗キネマ』」の表紙/絵・樋口達也

「高円寺エトアール物語 第3巻『天狗キネマ』」の表紙/絵・樋口達也

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 高円寺のエトアール通り商店会(杉並区高円寺南3)が2月12日、同商店街を舞台とした短編小説「高円寺エトアール物語 第3巻『天狗キネマ』」を刊行する。著者は枡野浩一さん。

小説に登場する店舗「RAINBOW cafe&grill」/写真・佐藤正純

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 同小説は商店街活性化を目的としたリレー形式の短編小説で、第1巻「天狗ガールズ」(著・増山かおり)、第2巻「キネマボーイズ」(著・半澤則吉)に続く最終巻となる。

 小説には実在の店舗が登場し、新しい商店街活性化の形として好評を得ているという。

 著者の枡野さんは2006年に吉祥寺の実在する喫茶店を多数登場させた小説「ショートソング」の作者として知られ、本作品も私小説のように現実と創作の世界が地続きになった魅力的なものに仕上がっているという。

 同商店会では刊行を記念し、オリジナルエコバッグを製作。全3巻に付属する応募券を集めると進呈される。

 2月7日~15日は、写真家・佐藤正純さんによる写真展を商店会3店舗で同時開催する。映画をモチーフに、小説に登場した30店舗で新たに撮影した写真を展示する予定。

 第1巻は無料配布。第2巻、第3巻は、同商店会加盟店で買い物をすると無料進呈する。

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