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高円寺の庚申塔300周年目前祭 無料の子ども向け縁日も

高円寺の北口にある庚申通り

高円寺の北口にある庚申通り

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 高円寺の庚申(こうしん)文化会館前で10月11日、「庚申塔まつり2015」が開催される。

庚申塔の中を眺めると「見ざる、聞かざる、言わざる」が

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 庚申通りにある「庚申塔」が2016年に建立300年を迎えることを記念して開催される、300周年プレイベント。

 同塔の中には、青面金剛(しょうめんこんごう)というが祭られてており、「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿が刻まれているという。

 同塔は徳川吉宗の時代、1716年に高円寺村の村人10人が悪病退散・村民安全祈願のために建てられた。当初は真南に向かって建てられたが、1923(大正12)年の関東大震災で横転し、西向きに建て直された。1945(昭和20)年の東京大空襲では戦火をかぶってしまい、塔の一部が破損。1962(昭和37)年に修復され、「まちの守り神さま」として地元の人々に信仰されている。

 同日はスーパーボールすくいや綿あめ、射的ゲーム、ポップコーン、かき氷などを全て無料で振る舞い、先着200人の子どもにはお土産も用意する3。00周年を記念して作られた庚申通りのキャラ「モンピー」がデザインされたトートバッグ(500円)の販売や、同商店街加盟店131店が掲載されたマップの配布も行う。高円寺商店街連合会公式キャラ、サイケ・デリーさんもお祝いにかけつける。

 同商店街会長の野崎さんは「散歩をする度に楽しい発見ができる庚申通り。庚申通りも庚申塔のように何百年先まで大切に、愛してもらえる商店街になれば」話す。

 開催期間は15時から17時。

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