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高円寺駅前で日本初「ディスコベジ」開催へ-食料廃棄問題を考える

集められた廃棄野菜でつくる「ディスコスープ」

集められた廃棄野菜でつくる「ディスコスープ」

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 JR高円寺駅前北口広場で7月21日、野菜料理を楽しい音楽に合わせておいしく食べるイベント、「DISCO VEGGIE(ディスコベジ)」が日本で初めて行われる。

集められた廃棄野菜をその場で調理する

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 同イベントは、世界中で問題になっている食料廃棄への抗議活動として始まったイベント「ディスコスープ」を基軸にしており、音楽に乗せて楽しく踊りながら、捨てられる運命にあった食材を料理してスープを作り、参加者が一緒に食べる。主催者は、ディスコ・べジー2014実行委員会と高円寺商店街連合会。共催はスローフードユースネットワーク東京とスローフードすぎなみTOKYO。

 「ディスコスープ」はヨーロッパを中心に広がり、「今では毎週のように、世界のどこかでディスコスープを調理し食べるイベントが開かれている」という。

 主催者によると、世界中で人間の消費用に生産される全食物の約3分の1が廃棄されており、2010年の国連食糧農業機関(FAO)発表データでは、日本は年間でおよそ1,800万トンの食物を廃棄していると目算。うち500万~800万トンは処分された時点で食べることのできるものだという。その食物を食べることで食料廃棄への関心を高めてもらう事がイベントの目的。

 市場や生産者から集められた廃棄野菜や果物をその場で料理する中、DJや音楽家などが集まり楽しい音楽を演奏し、会場を盛り上げる。イベントスタッフは「とにかく楽しみに、おいしいものを食べに、たまたま高円寺に行く用事がある、といった感じで足を運んでほしい」と話す。

 開催時間は10時~18時30分(イベント15時~17時)。雨天決行。無料。

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