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杉並区内の中学校に「部活動活性化事業」導入 民間団体に指導を委託

テニス部を指導する、浅川陽介さんと鈴木大地スポーツ庁長官

テニス部を指導する、浅川陽介さんと鈴木大地スポーツ庁長官

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 杉並区は2016年4月から、中学校の部活動指導を民間団体に委託する「部活動活性化事業」を実施している。

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 中学校の部活動は、生徒数の減少などにより、従来の顧問教員による部活動の存続が困難となっている。区は、顧問教員による指導ができない、土曜・日曜日・祝日に、専門性の高い、民間団体に練習指導を委託する同事業を2013年からモデル的に実施してきた。本年度から教育委員会は、平日の指導や試合への帯同にも同事業の取り組みを導入し、本格実施している。

 5月19日、杉並区立松溪中学校(杉並区荻窪2)の女子ソフトテニス部の生徒29人の練習で、元世界ランキング1位で天皇杯チャンピオンの浅川陽介さんが、サーブのコツなどを指導した。同日、鈴木大地スポーツ庁長官も視察に訪れ、顧問教員や地域のボランティアである外部指導員の話に熱心に耳を傾けていた。

 今後も区内の各中学校で同事業の取り組みを導入し、部活動の活性化に力を入れていく。

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