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杉並区内のスペイン料理店「アノカド」が国際パエリアコンクールで優勝 西日本凱旋ツアーも

anocado restaurante+のオーナーシェフ

anocado restaurante+のオーナーシェフ

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 杉並区内のスペイン料理店「anocado restaurante+」(杉並区成田東1)が9月10日、 「第57回 国際パエリアコンクール」で国際部門優勝を果たし、10月27日に「西日本凱旋パエリアツアー」を始める。

国際パエリアコンクールの様子

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 2010年、高円寺駅北口に前身店舗「その角曲がる」として始動した同店。2012年に現在の店舗に移転し「anocado restaurante+」をオープン。それ以降、数々のパエリアコンクールで入賞してきた。

 スペイン・バレンシア州スエカ市で行われた同大会には日本代表選手として2年連続出場し、日本人初の国際部門優勝を果たした。

 大会で作ったパエリアは「パエリアバレンシアーナ(Paella Valenciana)」で、肉がメインのパエリア。丸の状態で配られる肉をさばくところから始まり、 薪(まき)を使って伝統的な方法で作り上げる。鶏肉とうさぎ肉、豆、カタツムリが入り、基本的な味付けは塩のみでシンプルなパエリアだという。

 オーナーシェフの川口さんは「バレンシアではパエリアは男の料理。日曜日のお昼になると、男たちが家族や友人のためにパエリアを炊く。そのレシピは先祖代々父から子へと受け継がれている『家族の絆の料理』。スペインでのパエリア文化を含め、 本物のパエリアを日本中に広めたい。愛のある料理『パエリア』をたくさんの人に見て・聞いて・食べて・感じてもらいたいと思い、今回関西ツアーが決定した」と話す。

 凱旋ツアーは、10月28日=京都市左京区下鴨、同29日=愛知県岡崎市、11月3日=山口県山口市、同5日=山口県萩市、同7日=熊本県菊池市を予定する。

 川口さんは「これからは本場のパエリアの伝道師として日本全国に魅力を伝えながら、様々な地域や企業とコラボした新しいパエリアを作っていきたい」と話す。

 営業時間は18時~24時。※完全予約制(特別営業などはホームページで確認できる)

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