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高円寺のレコード店で周辺風景のイラスト展 桃園川緑道のカッパ像など30点

店の外観

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 高円寺のレコードショップ「LOS APSON?(ロス・アプソン)」(杉並区高円寺南4、TEL 03-6337-1595)で現在、「竹本侑樹『ロスアプソン周辺ぶらり散歩』展」が開催されている。

竹本侑樹さんの作品

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 同店は1994年に西新宿でオープンし17年間営業。その後幡ヶ谷で4年、2年前に高円寺に移転し営業している。並ぶレコードやCDは世界中の音楽で、幅広いジャンルをもセレクトする。日本の骨董(こっとう)品やメキシコやインドの雑貨なども用意する。

 同展では、高円寺駅から同店までの風景や桃園川緑道にあるカッパ像など約30作品のイラストを展示する。開催のきっかけについて、作品を手掛けたイラストレーターの竹本侑樹さんは「幡ヶ谷時代からロス・アプソンに通っていて、高円寺はそのために訪れる場所だった。私がイラストレーターとして活動していることをお店の方も知っていたので2カ月ほど前に今回の依頼をもらった」と話す。

 竹本さんは、自分で見たものや風景を写真に撮って絵に描き起こすことが日課といい、今回展示に合わせ高円寺にまつわる絵を描いた。カッパが描かれる作品が多い理由には「桃園川緑道にはかっぱ像がたくさん並んでいる。特にお店の近くにあるカッパは、おそらく近所の誰かが本物のキュウリを持たせたり、花を置いたりしていて、いつも楽しませてもらっている。子どもたちは頭をなで、サラリーマンはお辞儀していくといううわさも聞き、愛されていると思ってピックアップした」と話す。

 作品は販売する。価格は1万円~1万5,000円。

 竹本さんは「ギャラリーの展示とは違い、敷居の低い感じでどなたでも気軽にのぞける雰囲気。お店にも面白いものがたくさんあるので遊びに来ていただければ」と呼び掛ける。

 開廊時間は15時~20時、水曜定休。12月31日まで。

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