スパイスカフェ「amber chai & bake」（杉並区高円寺南3）が高円寺にオープンして1カ月がたつ。

マサラチャイとバナナブレッド（関連画像）

　「食と空間を通じていろいろな人が集まりつながれる場」をコンセプトに5月20日オープンした同店。マサラチャイや焼き菓子などを販売する。これまで、高円寺のカフェなどを活用し、間借り営業を行ってきたが、多くの人に日々チャイを楽しんでもらおうと出店した。店内には、2～3人掛けのテーブル4台と店頭にベンチ席を用意する。

　店主のノリコさんは、大学卒業後、海外のレストランに約10年間勤務した経験を持つ。スパイス料理や菓子作りが得意という前田さんは、お茶やハーブティーが好きだったこともあり、薬膳についても学んだという。「飲食業に従事しながら、おいしく、健康的で毎日食べたくなるものを提供する店をいつか作りたいと考えていた。身内にアレルギーの子どもがいたことや、海外の食の多様性に気付いたことから、卵や乳製品を使わない焼き菓子を提供することに決めた」と話す。

　ノリコさんのお薦めは、定番の「マサラチャイ」（660円）、ミルクなしスパイス紅茶「カッタンチャイ」（580円）、自家製のフルーツシロップを使った「フルーツソーダ」（700円）、「キャロットケーキ」（480円）、「バナナブレッド」（480円）。

　「高円寺はカフェやカレー店など、多国籍な店が多いので、スパイスカフェも楽しんでいただけるのでは思っている。焼き菓子のほかに、アルコールや軽食も用意し、犬連れの来店もオーケー。気軽にお越しいただけたら」と呼びかける。

　営業時間は10時～18時（土曜・日曜・祝日＝9時30分～）、月曜定休 （祝日の場合、翌火曜休み）。（営業状況に変更があった場合は、インスタグラムに掲載）