プレスリリース

レジルとアドダイス、既存オフィスビル向け「電力×空調制御AI」で協業を開始。三井不動産投資顧問が運用するオフィスビルで空調制御AI「SEE GAUGE」を導入

リリース発行企業:株式会社アドダイス

情報提供:


レジル株式会社 取締役 山本直隆 / 株式会社アドダイス 代表取締役CEO 伊東大輔

「結束点として、社会課題に抗い続ける」をパーパスとして掲げるレジル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:丹治保積、以下「レジル」)と、特許技術に基づく独自のAIソリューションを提供する株式会社アドダイス(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:伊東大輔、以下「アドダイス」)は、既存の中小規模オフィスビルの電力使用量をAIで削減し、企業のGHGプロトコル(Scope2)対応と空調品質の向上を両立するべく協業を開始しましたのでお知らせします。

本協業では、既存空調設備に後付けで連携できる空調制御AI「SEE GAUGE(シー・ゲージ)」をアドダイスが提供し、レジルの電力供給サービスをご利用いただくお客さまに対して、建て替えや改修を行うことなく、電力使用の絶対量削減と快適な空調環境の両立を支援する付加価値サービスの実現を目指すものです。

その第一弾として、三井不動産投資顧問株式会社が運用するオフィスビルにおいて、2026年9月より実証を開始します。今後の実証実験を通じて、省エネルギー効果、電気料金およびCO2排出量の削減効果、空調品質の向上、ならびに導入オペレーションの実効性を検証します。

■協業の背景

中小規模オフィスビルでは、築年数の経過した物件も多く、躯体改修や大規模な設備更新による省エネルギー化には、コストや工期の面で課題があります。一方で、GHGプロトコルの厳格化が進む中、企業の脱炭素への関心・要請は高まっており、オフィスビルにおいても、電力使用量の削減や、それに伴うCO2排出量の低減に向けた取り組みが求められています。

特に、オフィスビルの電力使用量の中で大きな割合を占める空調設備は、省エネルギー化の余地が大きい一方、過度な節電は快適性の低下につながる可能性があります。そのため、ビルオーナーやテナント企業にとっては、電力使用の絶対量を削減しながら、働く人にとって快適な室内環境を維持することが重要な課題となっています。

■レジルとアドダイスの協業により目指すこと

レジルは、これまで法人や集合住宅をはじめとする多くのお客さまに対し、電力供給を通じて電気料金の削減や脱炭素化に向けた取り組みを支援してきました。今回、アドダイスが提供する空調制御AI「SEE GAUGE」を組み合わせることで、電力供給にとどまらず、省エネルギー化、CO2排出量削減、快適性向上に貢献する新たな付加価値サービスの可能性を検証します。

アドダイスが提供する「SEE GAUGE」は、特許技術「予兆制御(R)AI」をプラットフォームとするAIです。AIが自律的に解析、学習、判断を行い自動制御することで、電力使用の絶対量削減と空調品質の向上を実現します。躯体改修や大規模な設備更新を必要としないため、築年数が経過したビルでも導入しやすい点が特長で、2025年、(公財)日本ファシリティマネジメント協会が主催する第19回JFMA賞・技術賞を受賞しています。

本協業により、レジルは電力供給と省エネルギー施策を一体で提案し、既存のお客さまへの提供価値向上や、新規顧客への提案力強化を図ります。アドダイスは、レジルの顧客基盤や電力供給に関する知見を活用し、中小規模オフィスビルへの空調制御AIの導入拡大を目指します。
また、本取り組みは、各施設・ビルにおける電力使用量そのものをAIの最適制御によって削減することを目指すものです。これにより、電力使用に伴う間接排出であるScope2の排出量削減に資する取り組みとして、企業の脱炭素化ニーズに対応します。

■協業における実証の概要

- 実施期間:2026年9月~終了時期未定
- 対象物件:中小規模オフィスビル
- 導入開始物件:三井不動産投資顧問株式会社が運用するオフィスビル
- 検証内容
- - 空調制御AI「SEE GAUGE」の導入期間および導入オペレーションの検証
- - 電力使用量および電気料金の削減効果の検証
- - 電力使用量削減に伴うCO2排出量削減効果の検証
- - 空調品質および快適性向上の検証
- - レジルの電力小売サービスにおける付加価値モデルとしての事業性検証
- 各社の役割
- - レジル:お客さまへの提案、顧客紹介、導入支援、一次対応、データ収集等の補助
- - アドダイス:空調制御AI「SEE GAUGE」の提供、AIモデルの継続的な学習・運用、システム環境の提供

■代表者コメント

レジル株式会社 取締役 山本直隆 コメント
このたび、アドダイスさまとの協業により、電力供給と空調制御AIを組み合わせた新たな付加価値サービスの実証を開始できることを大変嬉しく思います。

中小規模オフィスビルでは、省エネルギー化やCO2排出量削減に対するニーズが高まる一方、大規模な設備更新にはさまざまな制約があります。本取り組みは、既存設備を活用しながら、電力使用量の削減と快適性の維持を両立する可能性を検証するものであり、電力小売サービスの新たな付加価値の創出につながるものと考えています。

今後もレジルは、電力供給にとどまらず、お客さまの省エネルギー化・脱炭素化といった経営のレジリエンスに貢献するサービスの開発を進め、より多くの施設へ展開可能なモデルづくりを目指してまいります。

レジル株式会社


株式会社アドダイス 代表取締役CEO 伊東大輔 コメント
長年にわたり電力分野で確かな実績を築いてこられたレジル様とご一緒に、中小規模オフィスビルの脱炭素という社会課題に挑めることを、大変光栄に思います。

空調制御AI「SEE GAUGE」は、既存設備に後付けするだけで、電力使用量そのものを削減しつつ、空調品質を向上するAI制御を行います。建て替えではなく既存の建物を活かし続ける「アダプティブ・リユース」の潮流においても、GHGプロトコルのScope2排出量を実質的に削減できる、現実的かつ確実なソリューションになり得ます。

このたびの実証開始により、SEE GAUGEは対象施設のデータ収集とAI学習を開始しており、今後は電力小売の付加価値モデルとしての有効性を検証して参ります。レジル様が培ってこられた強固な顧客基盤と電力供給ノ ウハウに、当社のAI技術を掛け合わせることで、より多くの施設へ脱炭素と快適性の両立をお届けできるはずです。本協業を起点に、日本全国のビルの省エネと脱炭素化を力強く推進して行く所存です。

株式会社アドダイス

企業情報

会社名:レジル株式会社
- 代表者名:代表取締役社長 丹治保積
- 本社所在地 :東京本社 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 14階 
- 設立日:1994年11月21日
- 資本金:1.0億円(2026年6月末時点)
- 会社HP:https://rezil.co.jp
- 事業内容:
- - 【分散型エネルギー事業】集合住宅への電力供給及び分散型電源の開発
- - 【エネルギートランスフォーメーション事業】法人への再生可能エネルギーを主体とした電力供給
- - 【BPaaS事業】エネルギー事業者へのBPO及びSaaSの提供を通じたDX支援


会社名:株式会社アドダイス
代表者:代表取締役CEO 伊東大輔
所在地:〒101-0021 東京都千代田区外神田6-3-6 MKビル3F
設立日:2005年1月24日
資本金:2,750万円(2026年6月末時点)
会社HP:https://ad-dice.com/
事業内容:社会の自律神経として環境と心を整える「予兆制御(R)AI」の開発・提供および導入支援

以上

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