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阿佐谷に野菜が主役のパン店 杉並で飲食店展開「サンタルウム」の新事業

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 パン店「草鞋(わらじ)ベーカリー」(杉並区阿佐谷北1)が3月26日、阿佐谷にオープンした。

オープン日のようす

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 主に野菜を使う総菜パンを提供する同店。阿佐谷や西荻窪で飲食店を展開する「サンタルウム」の新事業で、店名には、わらじを紡ぐように人・場所・街をつなぎ、顧客の健康的な未来に関わっていきたいという願いを込めているという。

 内装には土壁や木、竹などを使う。社長の鈴木伸弥さんは「愛嬌(あいきょう)があり親しみやすいスタッフとお客さまが他愛なく話せるような和の雰囲気を意識した」と話す。

 オープン日には50人ほどが並ぶ列ができた。提供するパンは25~30種類。中でも「15品目野菜のヴィーガンカレーパン」(330円)、三陸のアルガソルトと全粒粉、天然酵母を使った「もちもち食パン 半斤」(290円)、徳島のブランドしいたけ「侍」をローストし、ポルチーニたけのクリームソースと五穀入りの生地で包み焼き上げた「しいたけ侍」(340円)が人気という。

 鈴木さんは「地域の皆さんの日常に溶け込めるような店づくりをしていく。子どもから大人まで多くの人に野菜のおいしさを伝えていきたい。気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~なくなり次第閉店。

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